arigatou-terra’s diary

【とほほ】あり【ありがとう】あり。田舎暮らしのつれづれです

5/5 立夏(新緑は日に日に濃く。夏への移り変わりを感じる頃)

大手毬の花満開!

24節季では、5/5が【立夏】となります。比較的良い天気に恵まれ汗ばむ日もあったゴールデンウィークでしたが、立夏と聞くと、えっもう夏、いや、まだ春を楽しみたいよ、春、行かないで、と焦る気持ちにも。

けれど、夏が立つ、と書くように、そろそろ夏の兆しを感じる頃、というのが立夏の意味合い、すでに五感は夏を感じています。

まぶしくなってきた陽ざし、ぐんぐん伸びてむんと匂いを放つ草、あちこちのたんぼに水が入るたび、増殖するカエルの鳴き声…

 

この時分の食卓の楽しみは、豆ごはんに、タケノコやふきの煮いたん。あと、ジューシーな果汁がぎゅとつぶつぶに詰まった河内晩柑(*´▽`*)

地球の変化で、最近は四季がなくなり二季になってきていると言う人もいますが、季節ごとにきちんとその作物が実をつけ、その恵みを食卓で楽しめるのは本当にありがたいことです。

 



さて、ゴールデンウィーク、これから植える夏野菜のための畝づくりをしました!

うちの畑は、西風がきつくて、自転車がバタバタ倒れるほどの強風が吹きつけます。まず、畑の端に風よけとしてひまわりを植えました。

ひまわりは緑肥にもなる上に、1メートル以上に背丈が伸びるので風よけとなります。さらに、風の影響を軽減するため、教わった通り、畝を丸くする【円形畝】を作りました。直線の畝に比べると、植えることのできる株数など効率は良くないものの、畝にあたった風を逃して風の影響を抑えてくれます。

 

畝となるところを堀り炭を埋めた後、水の道を掘り、畝を上げて真ん中+二重の円形を作ります。三人姉妹で一日がかり。スコップ入れたところにたまたまいらっしゃったミミズをお陀仏にしてしまったり(汗)飛び出したでかいカエルにひっくり返りそうになったり。曲線にまぁるく掘っていたつもりが、びみょーないがみがいがみを呼び…円形というより古墳みたいな?まぁこれもご愛敬。『完成です!』、と叫んだ時には、腰の痛みもスルーしてしまうほどの満足感(#^.^#)

 

位置ごとにPHと水分量が違うからどこに何を植えよっか

 

ジャガイモ 順調に育っています、芽かき&土寄せしました

 

この時期は、近所の行事で、大きな道路沿いと畔道の【草刈り】がありました。

田舎に移住して、こういう行事が多いのがいやだという方もいらっしゃるそうですが、参加してよかったですよ。確かに、朝は早いし(都会では、休みの日なんて9時まで寝ていましたもんね)時間は取られますが、何か共同で作業をしたことで、近所のまだ名前も知らない方々とも言葉と笑顔を交わすことが出来ました。

 

引っ越してきて半年、東西南北のお隣さんとは、すっかり仲良くなれたのですが、それ以降の方々は、みんな同じ苗字、というのもあり、さっぱり分からん状態です。が、年末のお掃除に続き、今回の草刈り参加で、半径50メートル超のご近所さんともお互いを認識できました。角砂糖にすこーしお湯を落として柔らかくなったような感じで…

これからも程よい距離感を保っていきたいものです(^_-)-☆